2022年8月に全米女子アマチュアゴルフ選手権で優勝した馬場美咲さん。
高校は学業にも力を入れるために代々木高等学校に転入、小学生の頃は米軍の施設を借りていたことから、草むしりが練習メニューの最初にあったそです。
馬場美咲さんの学生時代はいろいろなエピソードに溢れていました。
今回は、馬場美咲さんの出身の高校と中学校、小学時代の米軍施設での練習エピソードを紹介していきます。
馬場美咲の出身高校中学を紹介
馬場美咲さんは幼いころから、ゴルフに打ち込んできたので高校もゴルフの練習がしやすい高校を選びました。
それでは、馬場咲希さんの高校と中学校を紹介していきます。
馬場美咲の出身高校は代々木高等学校
出展元:ゴルフダイジャスト
馬場咲希さんは、通信制の日本ウエルネス高等学校から、2022年の9月1日付で代々木高等学校に転校しています。
馬場咲希さんは父親の哲也さんの意向もありゴルフの合同練習や登校、学業ことを考え自宅がある日野市から通学しやすい代々木高等学校に転校しました。
日本ウエルネス高等学校のゴルフ部は2014年創部以来、個人と団体ともに数々のタイトルを獲得して、多くのプロゴルファーを輩出しています。
卒業生には、稲見萌寧選手、小斉平優和さん、石坂友宏さん、臼井麗華さん、西畑萌香さんがいます。

日本ウエルネス高等学校はゴルフ場と学生寮が一体化しているので、練習環境が充実。
JGMセベバレステロスゴルフクラブで毎日練習し、その他数か所のコースでラウンドも行います。
JGMセベバレステロスゴルフクラブ
出展元:日本ウエルネス高等学校ゴルフ部
学生寮では専属の調理師がアスリート育成のために考案したメニューを提供するので、ゴルフに集中して生活する環境が整っています。
(左上)寮の建物、(右上)寮での補修、(左下)寮でのトレーニング、(右下)実技練習
出展元:日本ウエルネス高等学校ゴルフ部
日本ウエルネス高等学校はゴルフ部の施設がかなり充実していることがわかります。
馬場咲希さんは日本ウエルネス高等学校から代々木高等学校に転校するわけですが、代々木高等学校は通信制を採用し個性を伸ばすために多くのコースがあります。
1990年頃から「不登校」が社会問題となり、学校に行けない子供たちに対して、「我慢がたりない」「親の育て方が良くない」と世間では心のない声が飛び交う時代となっていました。
代々木高等学校では、
学校に行けない子供たちは、その根底にある理由をわかってもらえないだけでなく、行き場を失っていました。きちんと一人ひとりに向き合い「育んでくれる」学校がなかったからです。
出展元:代々木高等学校
それを目の当たりにした私たちは、個性を大切にするユニークな教育を描いた物語『窓際のトットちゃん』の舞台である“一人ひとりを大切に育む学校”、そんな学校を作ろうと小さなオルタナティブスクールを設立しました。
それが「よよこ〜(代々木高等学校)」のはじまりです。
と、既存の教育機関で受け皿がなかった子供たちを育てる環境を作りました。
馬場咲希さんその代々木高等学校で2010年に創立されたゴルフ部に所属しています。
出展元:代々木高等学校
ゴルフ部には入部条件があり、
「ゴルフの活動と学業を一生懸命にやること」
出展元:代々木高等学校
「マナー・礼儀・感謝の気持ち・思いやりを大切にすること」
と、馬場咲希さんの父親の哲也さんは学業にも力を入れてほしい想いもあったので、自宅から近いこともあり転校にいたったのではないでしょうか。
ゴルフの練習は自宅や練習拠点を個人の練習のベースとして、定期的に合同練習に参加してスキルアップすることが基本的な活動となります。
馬場咲希さんの場合は国内外の大会に出場するので、通信制という特徴を生かしながら、学習のスケジュールを調整できるとのことです。
ちなみに、全米オープンゴルフで優勝した笹生優花さんも代々木高等学校の出身です。

笹生優花さんは海外で活躍していますから、馬場咲希さんも海外での活躍も視野に入れて代々木高等学校への転校だったのかもしれませんね。
次は、馬場咲希さんの中学校を紹介していきます。
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馬場美咲の出身中学校
全米女子アマチュアゴルフ選手権で優勝した馬場美咲さんに、
日野市から日野市民スポーツ栄誉賞が贈られました。
出展元:日野市
馬場美咲さんは東京都日野市立日野第一中学校の出身です。
になみに、全米女子アマチュアゴルフ選手権で優勝した馬場美咲さんには、日野市から日野市民スポーツ栄誉賞が贈られています。
日野第一中学校にはゴルフ部がなく、馬場美咲さんはゴルフのトレーニングとして陸上部に所属していたそうです。
ゴルフは中学1年生から坂詰和久コーチに指導してもらっていたそうです。
- 東京都ジュニアゴルフ選手権女子12歳~14歳の部で優勝
- 関東ジュニアゴルフ選手権12歳~14歳の部で25位T
- KGA杯ジュニアゴルフ大会12歳~14歳の部で15位
- 日本ジュニアゴルフ選手権女子12歳~14歳の部で18位タイ
- 関東ジュニアゴルフ選手権12歳~14歳の部で優勝
- 関東中学校ゴルフ選手権で10位タイ
- 日刊甘ゴルフ全日本大会で14位タイ
- 関東中学校ゴルフ選手権春季特別大会で7位タイ
- 関東中学校ゴルフ選手権春季大会で8位
- PGSチャリティー東日本スクラッチゴルフ選手権で優勝
中学生で優秀な成績を残していますが、その才能も小学生の頃の鍛錬が実を結んだのではないでしょうか。
馬場美咲の小学生時代の練習は草むしりから?
小学生の頃の馬場美咲さん(前列左から3番目)
出展元:e!Golf
馬場美咲さんは小学生の頃、米軍横田基地の管理施設の多摩ヒルズゴルフコースで練習をしていました。
当時、プロゴルファーの藤井誠さんが水曜の夜に国立南ゴルフセンターでレッスンをしていた所に馬場美咲さんがやってきたそです。
さらに、自治体と協力して小学生を集めてやっていた「多摩キッズ」の中で、熱心な子供を集めて指導をしていて、馬場美咲さんと同じ年くらいの子供がいたので一緒に練習に加わるようになったそうです。
藤井誠さんは米軍横田基地の管理施設の多摩ヒルズゴルフコースを使用するにあたり、
「(コースを貸してくれている)米軍の人たちに可愛がられることが大事」 朝はまず草むしり。
出展元:e!Golf
草むしりの後は、練習場の裏でバランストレーニング、サッカーのマネ事。
その後、ロッジまでの往復4㎞の道は必ず走り、タイムを計っていたそです。
体力トレーニングが終わり、ご飯を食べて午後の2時すぎからゴルフバックを担ぎハーフ。
藤井誠さん曰くかなりヘトヘトになったいたそうです。
小学生位の子供には相当ハードな練習ですね。
親御さんがラウンドについてくる場合は、子供たちから離れて目土(芝の修繕)をしてもらっていたそう。
次第に、ゴルフ場がキレイになり子供たちが上手になってくると米軍の人たちが応援してくれたそうです。
そして、馬場美咲さんが全米女子アマチュアゴルフ選手権で優勝した事も知ってくれて、凄く喜んでくれているということでした。
改めて、小学生にしてはハードな練習で、心身ともに鍛えられたでしょうね。
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まとめ
今回は、馬場美咲さんの出身の高校と中学校、小学時代の米軍施設での練習エピソードを紹介していきます。
米軍施設での草むしりからのハードな練習が今の馬場美咲さんを作っているような気がします。
国内外問わず、活躍に期待しています!
