女子ゴルフ界きっての美貌の持ち主の柏原明日架さん。
プロに入ってからはツアー優勝するまでに時間がかかりましたが、学生時代には数々の大会で好成績を残してきた柏原明日架さん。
今回は、柏原明日架さんの出身の高校と中学校、ゴルフをはじめたきっかけを紹介していきます。
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柏原明日架の出身高校中学校は?
学生時代はゴルフに明け暮れていた柏原明日架さん、現在の容姿端麗な姿でプレーをしていたわけではありませんでした。
どちらかというと、短髪にしボーイッシュなスポーツ女子。
それは真摯にゴルフに向き合うためでした。
出展元:GDO
それでは、柏原明日架さんの出身の高校と中学校を紹介していきましょう。
柏原明日架の出身高校
出展元:日章学園高等学校
柏原明日架さんは宮崎県出身で、高校は地元の日章学園高等学校の出身です。
日章学園高等学校は13のコースがあり、「お菓子(パティシエ・製菓衛生師」、「福祉(介護福祉師)」、「エステ(エステテシャン)」、「調理(調理師)」、「コンピューター(UNIX、ICT技術者)」「電気(電気工事士)」「自動車(自動車整備士)」などその分野の専門家を育成するコースが選択できます。
もちろん学科コースの職員はその分野の実務経験者が、生徒一人ひとりに適したサポートをし成長させていきます。
日章学園の建学の精神は「道義に徹し」「実利を図り」「勤労を愛す」と質実剛健な教訓。
スポーツコースもあり、部活動が盛んでサッカー部や野球部、ボクシング部は県内で強豪として知られています。
柏原明日架さんはもちろん普通科のスポーツコースでゴルフ部に所属。
2013年のアカデミック・ゴルフアウォードの
高校生の部で最優秀賞を受賞した柏原明日架さん。
出展元:宮崎日日新聞
ちなみに、
社会人として、またゴルファーとして将来の日本を担う、ゴルフ技術はもとより学業、人間性、ゴルフ界への貢献活動など総合的に優れた学生ゴルファーと、そのゴルファーを育てたゴルフ部を表彰し、学生ゴルフの健全な発展に寄与する。
柏原明日架さんがアカデミック・ゴルフアウォードを受賞することになったのは、高校時代のエピソードを知ると納得します。
高校時代は大晦日も元旦も練習
出展元:日章学園
柏原明日架さんが当時、練習場として通っていたハイビスカスゴルフクラブの松田直樹さんは、
「とにかく、信じられないくらい練習をする。所属していた日章学園高校のゴルフ部の練習が休みの日でも、お母さんから『連れて行ってもいいですか』と連絡が来るんです。
一般のお客さんが帰るのは夕方の3時か4時頃。その時間に来て、遅くまでラウンドしていました。
それこそ、大晦日も元日も来ていた。数多くの選手を見てきましたが、あそこまで熱心だったのは明日架だけです」
出展元:現代ビジネス
と「練習の虫」と知人たちも話すほど。
さらに、ゴルフのこととなるとわき目もふらずゴルフに集中するのは「おじいちゃん譲り」と語るのは、日章学園高校のゴルフ部顧問の菊池美幸さん。
「実は、明日架の祖父はウチの高校の商業科の元教諭で、剣道部の顧問。身長は170cmちょっとでしたが、体重は100㎏くらいあった。お父さんのお名前も『武道の道を極めてほしい』というところから命名したようです。
明日架のしっかりした体格と求道的なメンタリティは、柏原家の伝統なのでしょう。部活も無遅刻無欠席でした」
出展元:現代ビジネス
柏原明日架さんは恵まれた才能を更に伸ばす努力も怠らず、
「身長を伸ばすため、高校時代まで牛乳を毎日1Lは飲んでいたそうです。くわえて、どんぶり山盛りのごはんを完食することもノルマだったらしく、食べ終わるまで席を離れることができなかった。
とはいえ、実は本人は高身長を気にしています。『170cmなんてかわいくない』と言って、一時期までプロフィールをずっと168cmのままにしていました(笑)」
出展元:現代ビジネス
そんな鍛錬の甲斐もあって、2012年の男女混合の16歳以下の世界一を決める「ジュニアオープン選手権」で優勝します。
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高校時代は女の子にもてた
出展元:ALBA
日章学園高校のゴルフ部顧問の菊池美幸さん曰く、柏原明日架さんは女子にもてていたといい、
「ボーイッシュなショートカットにしていて独特のオーラがありました。
かわいらしい顔立ちなのに『学生の間は女性的な部分を出してはダメだ』と思っていたようです。
それだけストイックでした。
逆にいえば、オシャレに目覚めた最近は肩の力が抜けたのかもしれません。ここ2年で髪を伸ばしネイルもしてとても綺麗になりました」
出展元:現代ビジネス
柏原明日架さんは学生時代をへてプロになってからは髪型から服装、雰囲気も随分違いますが当時はいろいろな葛藤があったのでしょう。

次は、柏原明日架さんの出身の中学校を紹介していきます。
柏原明日架の出身中学
柏原明日架さんは、宮崎市立東大宮中学校の出身です。
宮崎市立東大宮中学校にはゴルフ部がなく、父親の武道さんの指導のもと競技を続けていました。
2010年の中学3年生には「全国中学校ゴルフ選手権春季大会」で優勝。
そして、同じ年に「日本アマチュア選手権」で2位になっています。
さらに、この年に「日本女子オープン」で予選を14歳244日で通過し、最年少記録を更新しました。
そんな、好成績を収めてきた柏原明日架さんのゴルフをはじめたきっかけを紹介していきましょう。
柏原明日架がゴルフをはじめたきっかけ
出展元:Twitter
柏原明日架さんがゴルフをはじめたのは7歳のとき父親の武道さんが練習場にいくのについっていったのがきっかけです。
柏原明日架さんが通っていたゴルフメイクショップの草留真一さんは、
「本人がゴルフに興味を示していたので、お父さんがジュニア教室のようなイベントに連れて行ったところ、インストラクターの先生から『この子はゴルフの才能あります。伸ばしてやるのは親の責任ですよ』と絶賛された。
『そこまで言われたら本格的にやらせてみよう』と決心したそうです」
出展元:現代ビジネス
父親の武道さんは、柏原明日架さんがジュニアの大会で結果を出していくと、働いていた会社を辞めて時間の融通の利く仕事に転職したそうです。
「武道さんは資格を持っているわけではありません。ただ、とても研究熱心で、武道さんのアドバイスを受け、明日架は見る見る上達していった。
学校から帰ると練習場に直行し、端っこの打席で、いつも二人で練習している。近所の練習場では名物のようになっていました」
出展元:現代ビジネス
現在活躍しているプロゴルファーの多くが家族総出でサポートしています。
それだけ、プロゴルファーになるには家族も覚悟が必要なのがわかります。
2019年9月29日に「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」で
プロ6年目にして初優勝した柏原明日架さん(右)、母親の友美さん(左)
出展元:日刊スポーツ
母親の友美さんも練習や大会への送り迎えを欠かさず、食事の面でも支えていました。
柏原明日架さんは、
「お味噌汁! どんなお店のお味噌汁より美味しいです。具はたまねぎと豆腐の組み合わせが大好き。たまねぎの甘みがお味噌と合うんですよね。豆腐は絹ごし派です」
出展元:Regina
とパワーの源を母親の友美さんが作った味噌汁だと語っていました。
プロに転向してからなかなか勝てない柏原明日架さんのことを考え、母親の友美さんは家ではリラックしもらうために、ゴルフの話をしないようにしていたそうです。
「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」でプロ6年目にしてツアー初優勝した柏原明日架さんは
「支えてくれた人、コーチとか、両親に恩返しができて良かった」
出展元:日刊スポーツ
と詰まらせながら語り、娘を遠くから見つめる母親の友美さんの目にも涙があふれていたそです。
まとめ
今回は、柏原明日架さんの出身の高校と中学校、ゴルフをはじめたきっかけを紹介してきました。
学生時代はゴルフにかなりストイックに向き合っていたんです。
ご家族の手厚いサポートも心強かったでしょう。
ともあれ、学生時代のエピソードを知ると知らないとでは、柏原明日架さんへの印象は随分違ってくるのではないでしょうか。